航空会社のテレオペ


■DATE

本or副? 本業 判定 やりがい△ 雰囲気△ 居心地△ 人間関係○
業種 某・航空会社の予約センター 給料 手取り13〜18万(時給¥1100〜¥1500)
職種 テレホンオペレーター 賞与 なし
部署数 数百人? 勤務時間 1日5〜7.5Hの変則勤務(残業なし)
雇用形態 派遣社員 休日 月に8日程度、他なし

■お仕事内容

  ・航空券の予約・解約受付
     みなさんが、電話で航空券の予約をされるところです。(笑)
     メインは航空券の予約、解約、空席待ちの受付など。
  ・問い合わせ全般
     「空港につくのがギリギリなので待っててよ!」←無理です・・・
     「飛行機の中で、チャイルドシート貸してもらえる?」「空港に医務室ある?」などの
     問い合わせ応対です。


  とりあえず手っ取り早く、イメージが良かった派遣社員に。
 だって、時給はいいし、「しばらくは仕事人間から解放されて、本当にやりたいことを探す!」
 ・・・なんて、 本当に本当に、なんて私はいつも甘いんだろう・・・。

 で、最初にやったのが航空会社のテレホンオペレーター。
 
まだ前の会社で働いている時に、求人誌の広告を見て派遣登録に行きました。
 実は、応募する人が多いお仕事で、かなりの数の人が希望してたらしいのですが、
 私はコーディネーターさんのおかげで、稼動することに成功。(話がはずんだ・・・笑)
 少し先からのスタートでOKということだったので、それに合わせて長く勤務した会社を辞めました。

 「航空券の予約でしょ? 席をとって案内するだけだから、簡単だよね」
 ・・・・・・しかし、それは大間違いでした。
 これからこの仕事を考えている人がいたら・・・・・覚悟して入ったほうがいいと思います。(笑)

 まず、本格的に稼動する前に、1ヵ月間の研修があります。
 そのため、この期間だけの短い契約を結びます。
 ちなみに、使えるかどうかわからないので、この研修期間の時給は¥700!!

 研修に入る前に分厚い資料を与えられ、各空港のスリーレターを覚えてくるように言われました。
 たとえば、福岡ならFUK、東京ならTYO、札幌ならSPK・・・
 なんとなーくわかるものはまだいいのですが、離島関係は初めて聞く地名もあり、
 地名とスリーレターが一致しないものまで・・・・・
 単語帳を購入し、なんとか1週間で結構な量を覚えました。(^‐^;

 その後は、約10日間の座学研修です。
 ここでは航空業界のたくさんの知識を詰め込まれました。
 毎朝、前日の復習テストがあります。

 あとは航空端末の操作、操作、操作・・・・・
 結構、古いんですよ、これが。ザ・端末!ってな感じ。
 いくつものコマンドを覚えることに。

 例えば、お客さんが「あ〜明日の東京から大阪まで、大人ひとり、午後の便で・・・」と言ったとします。
 まず、明日の東京〜大阪の情報を取り出し、空席照会。
 午後の便の空席が少ない時には、お客さんが「それで」といいそうな便を、一気に押さえてしまいます。
 押さえずに案内していると、その間に全部席が埋まってしまい、クレームになるからです。
 席が決まったら、いらない便をはずして確定させます。
 その後、
帰りの便の話が出る前に、即座に帰りの便の空席照会。
 先を先を・・・とにかく先を読んで、6画面(実際は3画面・・・1画面は2分割できる)を切りかえて使いこなします。
 お客さんが満足する席を確保できるよう、便利なコマンドを駆使し、バリバリと操作をします。
 そう、電話の向こうのお姉さんは、ひとつの予約だけで結構な操作をしているものなんですよ。(笑)

 座学が終わったあとは、先輩オペレーターによる1対1のOJT。
 実際に、電話をとりながら研修をします。
 もう、これがキツイのなんのって・・・・・。
 航空業界における知識も、端末操作もまだまだな段階で臨むので当然ですが、
 向こうはベテランなので、お客さんを待たせて考えている新人にイライラするのです。
 私も、元グラホの綺麗な先輩に何度も怒られて、泣きそうになりました。
 結構、スパルタなんですよ〜〜〜。。
 そうそう、
私はラッキーにも当たらなかったのですが、
 中には、意地悪としか思えない研修をする人もいたようです。

 そして、2週間後。
 予約センターの社員さんにおける見極めで、私はなんとか合格。
 同期もほとんど合格・・・・・でしたが、最終日、例の意地悪な先輩に当たったひとりだけが、
 落第になってしまいました。
 うーん・・・旅行代理店出身で英語も出来て、テキパキしてた人だったのに。
 女性だけの世界って、そういうところがあるんですよね。(苦笑)
 
 実際の勤務は、変則勤務です。
 朝5時半〜12時、7時〜15時、9〜18時、16〜22時など、
 全部で20パターンほどありました。
 時間帯によって、時給も違います。
 一番おいしいのは、早朝勤務。
 割り増し時給のほかに、早朝手当てもついて、タクシーも手配してもらえて、
 ほんの数時間の勤務で軽〜く1万数千円!
 休憩はお昼以外に、1時間に10分程度ありました。

 ・・・・・・が、人間、こんな稼動の仕方をしていると、間違いなく体調を崩します。(笑)
 早朝勤務の前夜は、寝坊が心配で眠れません。

 おまけに、仕事内容は思っていたより何倍もハードでした。
 お客さんはワガママで手厳しいものです。
 よくモニターされ、対応ぶりをチェックされたり、定期的に行われる訓練、訓練、訓練・・・・・。
 今思えば、なんてことないのですが、テレオペ初体験の私は、
 すぐに限界がやってきました。
 極度のストレスで、メニエール病(内耳の病気、めまいがスゴイ)になってしまったのです。

 それに、時給がいいので「たくさん稼げる?」と思っていたのに、
 当時は、テロの直後・・・・・シフトカットされまくりで、給料の手取り13万という月も。
 福岡にしては時給はいいほうなのですが(なんてったって、福岡は事務職の派遣時給が¥1,050・・・)、
 稼動できなければ、どうしようもありません。
 副業しようにも、こう不規則な勤務では、時間がありませんし・・・・・。
 この時期、わずかながら貯えていた貯金もどんどん減っていきました。

 結局、半年で契約を更新することなく辞めてしまいました。
 仕事自体は、1本の電話でお客さんの旅をサポートすることにより、
 社会に貢献している実感がすごくありましたが、私には向いていなかったみたいです。
 同期の中で辞めたのは、私ともうひとりくらい。
 あとのみんなは、今でもがんばっているみたいです。
 中には「時間が自由に使えるから、私はこの仕事が気に入っている」「旅行業界で働きたい」という人もいました。

 「派遣の方は、定年がないから60歳でも70歳でも・・・いつまでもいてもらっていいですよ」と、
 社員さんは笑っていましたが・・・・・。


 あ、人間関係はよかったですよ。
 同期は派遣慣れしている人が多く、みんなサバサバとした性格で気持ちがよかったです。
 OJTで怖かった先輩も、稼動し始めると、とても優しくしてくれたし。
 元グラホ出身の人も多く、憧れるくらいに綺麗で素敵な人も多かったです。

 お仕事は、半年後、1年後の自分の姿を想像して、決めたほうがいいかもしれませんね。(笑)









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